「全部、琴弥ちゃんの言った通りや。
意外と俺、寂しがり屋でな?時々、感情が爆発すんねん」
どこか一点を見つめたまま、淡々と語りだすダイ君。
あたしは無意識に、ダイ君の肩を擦っていた。
「…だったら、その爆発をあたしにぶつけて?
役に立たないかもしれないけど、あたし、ダイ君の力になりたいから…」
あたしが俯きがちな表情で答えると、上から完全にいつものダイ君の声が聞こえてきた。
…明るくて、元気な、ダイ君の声が。
「…ありがとな、琴弥ちゃん!」
ダイ君はやっぱり、笑顔が似合ってる。
太陽の人だもん。
「色々ゴメンな。ほな、打ち上げ行こうか!」
「うん!!」
あたしは元気になったダイ君と、真っ暗な道を駆け抜けていった。
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