「俺と姉貴は異母姉弟やから、お互い血が繋がってない。 でも、今度産まれてくる赤ちゃんは、血が繋がってる訳や。 …姉貴は、その子の事がよっぽど可愛いんやろな。 父さんと母さんにあんまり負担を掛けたくない、やから養育費を稼いどるんや」 「姉貴も大変やなぁ…」と、少しだけ笑って話すダイ君。 だけど… 「ダイ君」 「なんや?琴弥ちゃん」 「…本当はダイ君、寂しいんじゃないの?」 あたしの一言に、ダイ君が固まった。 ぎこちない笑みを浮かべながら、あたしの肩を叩いてくる。 .