絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-




状況について行けていないあたしは、そっと父と母の方を盗み見る。


だけど、二人の表情は戸惑いひとつなく、どちらかと言うと、この状況を楽しんでいるようにも見える。



…さすがあたしの親だ。




「琴弥様、こちらへ」



「へっ…!?」




突然笹山さんに呼ばれたあたし。

笹山さんは微笑みながら手招きをしている。


戸惑いながらも、あたしは笹山さんの元へと急いだ。




「こちらは岬様と同じ高校に通っていらっしゃる、百瀬琴弥様です」




岬サマに向かって、突然あたしの自己紹介を始めた笹山さん。


あたしはとりあえず、小さな声で「こんにちは…」と呟いた。




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