「さあさあ、琴弥様と岬サマも座りましょう? 折角のクリスマスイブが台無しですよ?」 あたしと岬サマの口喧嘩が始まろうとした時、運よく笹山さんが仲裁に入った。 …危なかった。 あたしまた岬サマと喧嘩する所だったよ…。 笹山さんの言うとおり大人しく椅子に座ったあたし達を見て、ダイ君がテンション高く叫び出す。 「メリークリスマス!」 ダイ君の声を聞いた瞬間、みんなが一斉に料理を食べ始める。 あたしの両親も「料理上手くなったね」と褒めてくれるし、あたしは充実感と達成感でいっぱいだった。 .