「岬サマ…」 「お前、心配してたんだろ。俺がここにいなかったから」 「え…」 あたしは分かりやすく声をあげてしまった。 …これじゃ、図星ですって言ってるようなモンだな。 「…実はな、お前の両親を迎えに行ってたんだよ。空港まで」 「へっ…!?」 あたしは急いで口元を手で覆う。 岬サマが遅かったのは、あたしの両親を迎えに行ってたから? という事は… あの女の人と一緒にいた訳じゃないって事!? .