「ああ゙ッ…?」 面倒臭そうにこっちを振り向く岬サマ。 その表情は不機嫌さMAXで。 「み…岬サマ?」 今、なんだか岬サマの事を怖く感じた自分がいた。 一回だけ噂で聞いた事があった。 …岬サマは口が悪く、とても生意気なんだって。 でも、あたし達岬サマファンはそんな噂なんか信じていなかった。 それは、自分の中にある「王子様」のイメージを崩したくなかったから。 「なぁ…どういう事だ?」 岬サマは座っているソファーから立ち上がると、瞳を光らせながら運転手に近寄った。 .