絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-




開いた口が塞がらないというのは、この事を言うのだ。


玄関に大きな叫び声をあげながら登場したのは、あたしの父と母。

よく分からない展開に、ただあたしは黙り込むばかり。




「十七歳の誕生日おめでとう」



「た…誕生日?」




あたしが母に尋ねると、今度は父が口を開いた。




「何言ってるんだ。

今日は琴弥の誕生日だろうが」



「あ…」




あたしは思わず口を押さえた。


…そうだ、忘れてた。

今日は、あたしの誕生日。




「お父さん、お母さん…」




いい加減な両親だと思ってた。

あたしの事をほったらかして。



だけど…あたしが忘れていた事をきちんと覚えていてくれた。




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