絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-




はいっ…?

きっと、あたしの心の声はこんな感じだ。


沙貴さんに「大樹」と呼ばれたその人は、あたしを見るなり目を輝かせて、こっちへ向かって来た。




「琴弥ちゃんやんかぁ!」



「ダ…ダイ君っ!?」




やっぱり、あたしの勘は当たっていたらしい。


ダイ君は、あたしの手を取ると、勢いよく振り回しだした。




「姉貴の言ってたタメの子って、琴弥ちゃんの事やったんやなぁ?

俺、嬉しすぎるわ!」



「あ…ありがと…」




ハイテンションなダイ君に、

それを見て笑っている沙貴さん、

困っているあたし、



この状況、なんなんですかね…?




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