あたしの返事を聞いた沙貴さんは、悪戯っ子のように妖しく微笑むと、
「それとも…恋の病だった?」
「はいっ…?」
「やっぱり図星かぁ…。百瀬チャン大変そうだもん、モテそうだしね!」
とかなんとか言ってたり。
改めて、沙貴さんは自由人なんだな…と思わされた。
「そういえば、沙貴さんは今からですか?」
あたしが学校の制服をロッカーに収めながら聞くと、沙貴さんは何かを思い出したかのように手を叩いた。
「あっ!忘れてた!百瀬チャン、今から事務所の方に来れる?」
「あ…はい」
あたしは沙貴さんの押しに負けて、急いで更衣室を出て行った。
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