そんなおかゆ騒動が一件落着した頃には、あたしの熱は下がっていた。 「なんだ。こんな事ならバイト出られたのに…」 「んまいんじゃね? 熱下がってもちゃんと寝とけよ」 「分かってるって」 あたしは岬サマの目をしっかりと見て言うと、そそくさと自分の部屋へ戻って行った。 岬サマが作ってくれたおかゆを食べた後に薬を飲んだから、なんだか眠くなってきた。 「少しだけ寝よっと」 あたしは朦朧とする意識の中言葉を発すると、静かに目を閉じた。 岬サマの事を想いながら。 .