久しぶりの談笑は、出勤時間がやって来た事により、あっけなく終わってしまった。
「もうこんな時間かぁ…。
百瀬チャン、頑張ろうね!」
「勿論です、沙貴さん!」
お互いにガッツポーズを作ると、あたし達はそれぞれの担当場所へと向かった。
あたしは接客、沙貴さんはキッチンの担当だった。
久しぶりのバイトはやはりぎこちない様子だったけど、他のスタッフさんや常連のお客さんに助けてもらったりしながら、段々と感覚を取り戻しつつあった。
「カルボナーラ二つですね?かしこまりました!」
あたしは伝票を打ちながらキッチンへと向かう。
そこには調理に勤しむ沙貴さんの姿もあって。
バイトが楽しい、そう思えたのは久しぶりの事だった。
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