「いくらだ?」 黙ってコーラを飲んでいた陸渡が、 急に口を開いた。 「5千円だよ」 「ふ~ん。 それ返さなくていい。 海渡に話があるし、俺が言うから」 「え?でも・・・」 「いいから、お前は短い首を突っ込むな」 本当に余計な修飾詞をつけやがるな、こいつは。 でも、 私の頭をくしゃりと撫でる陸渡の瞳は優しくて、 私は、わかった、って頷いちゃった。 そういや、今月の金運は星5つだったっけか?