ライアープリンセス~偽りのお姫様~



目が合うと、恥ずかしそうに逸す。

「だからボランティアをしているんだ。」

「ボランティア、ですか!」

ああ、とお茶をすする。

「会社で僕の考えに賛同してくれているみんなでフリーマーケットなんかをしてるんだよ。」

ボランティア…。

「興味、ある?」

興味…というか、いつも助けられていた。

今までは、『される方』だったから。

年に1、2度学園の大掃除には地域の人達が快く手伝ってくれた。

学園長の奥さんが不在の時も、食事の手伝いに来てくれたり。

地域の人達があっての学園だった。

フリーマーケットも何度か体験した。