話しの内容に釘付けになる。
「敷かれたレールがどうこう言う前に、自分で動き出そうと決めたんだ。」
「………。」
「あ、ごめんね。初対面なのに熱く語って。」
照れくさそうに、咳払いをした。
「いえ、良かったらもっとお話し聞かせて下さい。」
そんな言葉が出るなんて、自分でも驚いた。
でも本当にもっとこの人の話しが聞きたかった。
「今は父の会社で勉強中なんだ。そして自分で会社を立ち上げたいと考えているんだ。」
「そうなんですか!」
「売り上げの一部を色んな団体や施設に寄付出来るような、そんな会社をね。」
恭介さんから目が離せない。

