ライアープリンセス~偽りのお姫様~



行きつけの店って、やっぱり高級なレストランなのかな?

そうだよね、ご子息が行くところって…。

私が会社のみんなと行ってた居酒屋みたいな所じゃないよね。

「夢叶さん?」

考え込んでいると、恭介さんの声。

慌てて顔を上げた。

「はい?」

「緊張…してますか?」

それはもう…なんて言えないよ。

「…あ、いえ。」

とりあえず笑ってみる。

「そうですか、僕は緊張しまくりで…。」

すぐ隣りにいて、並んで座ってること自体私にはドキドキもの!

「実は僕、お見合いは初めてで。」

はは、と笑った。