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泰明様にお見合いのことを伝えた。
「夢叶様はお見合いをお受けになると申しておりました。」
「そうか、それは良かった。」
満足そうな笑みを浮かべた。
「早めに日取りを決めるとしよう。最近の夢叶はどんな様子だい?」
手にしていた書類を置き、深く椅子に体を沈めた。
「すっかり慣れたご様子です。特に心配することは無いように思います。」
ウンウンと頭を軽く振りながら、私の話しを聞く。
「やっぱり君に任せて正解だったようなだね。これからもよろしく頼むよ。」
「かしこまりました。…それとひとつお願いがあります。」
夢叶様の外出が自由に出来るように、お願いしてみる。
「そうだね…。」
顎に手を当て泰明様は目を閉じた。

