ライアープリンセス~偽りのお姫様~



その期間は三ヵ月。

短か過ぎるその期間には泰明様も心を痛めていた。

「お祖父さま、バラがお好きなんですか?」

ゆっくりと車椅子を押しながら、色とりどりのバラ通り抜ける。

「そうだよ、家内が好きな花なんだよ。」

「そうでしたか!お祖母さまが…。」

目を細め夢叶様は咲き揃ったバラの花を見ていた。