これはここにいる私達3人だけの秘密だ、夢叶様に念を押された泰明様。 厳しいながらも、泰明様は私ども執事を人間として扱ってくれていた。 最近のお屋敷では、執事をモノのように扱い、それに反発して私は日本を出た。 アメリカでの生活も慣れた頃、この御園グループから声が掛かった。 世界でも指折りの大富豪の御園グループにお仕え出来るとは、執事に与えられた最高の栄誉だ。 迷わず日本に帰国した。 新しいお嬢様の執事ということだったが、内情は複雑だった。