ライアープリンセス~偽りのお姫様~



「!!」

と同時に暖かい手が私の手に重なった。

「お目覚めですか?」

大きな瞳が私を見つめる。

「起こしちゃった…?」

「おはようございます。」

子供のようにいたずらに笑う。

「おはよう…ございます。」

言い終わらないうちに、唇が触れ合った。

腰を曲げかがみ込む姿勢のまま、目を閉じた。