ライアープリンセス~偽りのお姫様~



お祖父さまは、知っていた?

私が…本当の、本当に孫であることを?!

「お祖父さまは…何もかもご存じだったのですか?」

「…そうだよ。最初から全て知っていたよ。」

その一言を聞いて、私は思い起こした。

大好きなお祖父さまと、どんな風に話していただろう。

どんな風に笑っていただろう。

いつも騙しているという罪悪感を心の中に抱え、それでも側にいた。

溢れる愛情を感じながら、後ろ髪を引かれる思いをしながら自分に言い聞かせていた。

『お祖父さまのため』と。

お祖父さまの瞳に私はどんな風に映っていたのだろう…。