ライアープリンセス~偽りのお姫様~



それからしばらくは、誰も口を開くことはなかった。

「でも…。」

静かに伯父様が口を開いた。

「父は夢叶の顔を見てすぐに確信したようだったよ。自分の孫に間違いない、と。」

「………!」

え、ちょっと待って。

「目元が母親似で、口許は兄さんにそっくりだと目を細めていたよ。」