ライアープリンセス~偽りのお姫様~



「それは父と君とのもので…僕のと証明するものも…。」

伯父様は同じように、また封筒から紙を取り出した。

そこには『御園智明』の名前が『御園泰明』に変わっているだけの、内容が同じく書かれた書類があった。

…どういうこと?

DNA鑑定って?

「申し訳ございません。」

次に口を開いたのは健斗さんだった。

「夢叶様の髪を…。こちらへ来る前にホテルで切られたときに…。」

珍しく歯切れの悪い口調で健斗さんは説明する。