ライアープリンセス~偽りのお姫様~



「夢叶様?」

余りにも私が驚いた顔をしていたためか、心配そうに健斗さんが覗き込んできた。

「…あぁ。」

答えにならない返事をした。

「夢叶様。」

今度はしっかりと健斗さんの顔を見つめた。

「大丈夫ですか?」

口許を緩め、そう言った。

「え、ええ。」

首をゆっくりと縦に振った。

そして伯父様に言葉を投げ掛けた。

「伯父様…私には関係のないことでは?」