ライアープリンセス~偽りのお姫様~



エレベーターのドアが開くと…もうそこは部屋、だった。

「??」

ど、どうなっているの、この造り?

ドアが、ない?

いや、エレベーターの扉がドア?

それにしても、何、ここは?

見たこともない、素敵なテーブル、ソファー、シャシャンデリア?

ココハドコ、ワタシハダアレ?

「夢叶…様。」

閉じかけた扉を押さえながら、竹下さんは右手を部屋の中へ向けた。

あ、早く入らなきゃ。

恐る恐る足を踏み入れた。