いつもはお祖父さまに会いに行くのにワクワクしながら歩く廊下が、果てしなく長い。 何も言わない健斗さんが、私の中の不安を大きくしていく。 まさか…。 高鳴る鼓動が止むことなく、段々と早さを増す。 先を歩く健斗さんの歩幅が大きくなる。 夢なら覚めて欲しい。 これから起る現実が、悲しいものであって欲しくはない。