―Destiny―



「あたしのお母さんです」



近づいてくるお母さんを、大将に紹介する。


そして今度は……。

あたしのそばに駆け寄ってきたお母さんに、大将を紹介しようとしたその時。



――バンッ……



突然、大将が車から降りてきて、お母さんに一礼した。



「大将……?」


「――お久しぶりです」



顔を上げた大将を見て、お母さんはひどく驚いた顔をしていた。



「……あなた……、結崎さんの……」