何を私、浮かれてたんだろう。 私のせいで僚二は笑う事も、 バスケをする事も、 泳ぐ事も、 舞台に立つ事も、 何もかも…… 出来なくなってしまったのに。 だから私、僚二の分も頑張る、って……2人分なんでも頑張る、って決心したのに。 なのに。 私、涼から離れようと手で押し返そうとしたけど、逆に涼の腕に力が入り、身動きが取れなくなる。 「俺は嫌いになったりしない。むしろ、僚二が守ったおまえの事を、よりいっそう大切に思うよ」 「ダメ……止めて」