そして海の思い出を胸に


私、思わず恥ずかしくなって、両手で顔を隠す。



「もう……恥ずかしいよ」

「ごめんごめん。でも、いいだろ? 2人で居る時くらいさ」

指の隙間から、チラッ、と覗き見ると、すっごく嬉しそうな僚二の笑顔があった。



もう……仕方ないなぁ。

心の中で、照れ隠しの苦笑い。