【ミツキ】


夕食を食べ終え羅葡の部屋に入った。
女の部屋に入ったのは初めてじゃ無いのにスッゲー緊張した。


良いとこの人間だけあって広い。
俺の家もそれなりにデカイが比べ物にならない。


「光希?」


「あっごめん。広さにびっくりしてただけ♪」


「ギューして?」


甘えん坊だ。
さっきは普通だったがヤッパリ精神的にキテるか。



「ラブリーって…笑えた♪」


「この名前ね、皆が考えてくれたの♪」


「解る気がする。大事にされてるじゃん羅葡」


「光希は両親嫌い?」


「昔はね。今はもぅ感情も無いかな」


苦笑いをしたのが解る。


「私のせい?……だよね…ごめんね」


「勝手にグレて親に迷惑かけたのは俺だから」


「でも!!その「ストーップ!!今そんな話していいの?」


抱きしめてるのも限界近いけど?


「今度、皆と光希の家に挨拶に行くよ?」


「うん」


「光希、ウチに貰っちゃうよ?」


「うん」


「いぃ「もぅ、だまって…」








深いキスを交わした。