式の間中涙が止まらなかった。 光希の顔もまともに見れない。 名前を呼ばれ壇上に昇り証書を貰う時、立っていられなくて光希に支えられていた。 貴方の温もりはもう無いかと思ってた。 「水澤、しっかりしろ」 「……っ…ごめ…んなさい」 もう、名前すら呼んでくれない光希でさえ愛しいの。 レグルス……今日だけは光希を好きでいさせて。