大翔さんは、わけがわからない私達に更に続けた。

「今日いっぱいで…お暇をとらせて頂くことになりました。」

「ええっ!」

私とお母さんが叫んだのはほぼ同時だった。

大翔さんはそんな反応をわかっていたかのように無表情だ。