「で、何で私は呼ばれたんでしょう?」



私は地面に散らばった写真を広い集めながら聞いた。



「そうだ、お前に俺から頼みがある!!」



今から何か頼むつもりなんだろうけど

一琉は腕を組んだまま私を見下ろしている。

それが、これから人にものを頼む態度ですか?



「何さ…頼みって」



一応聞いてみるけど…しょうもないことだったら、絶対引き受けない。

でも予想通り、一琉の口から出た言葉は、本当にしょうもないことで…



「お前、俺のボディーガードになれ!!」

「無理!!!」



私は即答で断ったのでした。