「緊縛、女子高生〜不良達の宴〜……ってシャレになんねー」 簡単に状況を説明すると、私と偽幼なじみと執事と俺様キャラは縄で縛られていた。 場所は、どっかの廃工場。 よくもまぁ、こんなベタな所を知っているものだな。 辺りを大勢の不良達に囲まれていた。 そんな中で、偽幼なじみが、絶望的に呟く。 「なんで、僕だけ亀甲縛りなんだろ……」 そうだ、逆に私に失礼だ。