さて……、時は夜。 早くも、今日が終わろうとしていた。 私の人生で、最も濃密な一日だったかもしれない。 「あーぁ……眠っ」 リビングのテレビを消して、私はそろそろ寝ることにした。 イケメン達に、こびるつもりのない私は、風呂上がりでも、もちろん中学校のジャージ姿である。 むしろ、これじゃないと寝れない。 それが、乙女ってもんよ。