……ヤベェ……。



「そっか、606号室ね」



つい、うっかり、言ってしまった!!



バカか俺。

話聴いたすぐ後だろ俺。

これ絶対来る気満々だろ……。



「……あの、ちが……」



苦しい言い訳を考えてみるものの……



「メモメモ〜♪」



時既に遅し。

すでにいつの間にか取り出したケータイに保存していた。



「それじゃ、これからもよろしくね!606号室の住人さん♪」



そしてなにやら波乱の予感を察知した...。