「愛海かぁ……確か次の始業式からだよな?」


愛海は俺のいる学校に転校してくる。

それはちょうど一週間後から


"今年もよろしくね"って毎年大体同じようなことが書いてある。

少し笑いながら次のメールを開いて見たとき、俺の思考は止まった。


それに気づいた菅原。


「……ウサギさん?どうかしたの?」


その言葉も聞こえなかったように動けない。

その原因はもちろんメール。

その送り主は、"マネージャー"

梅亜のマネージャー。

つまり元・マネージャー。