「あ〜!!ウサちゃん来た!」

「ウサギィ〜、いつもより三分半おせーよ?なにかあったか〜?」


いやいやいやいや、なんでお前は毎日時間見てんだよ。

ってか俺っていつも同じ時間に来てたわけ?


……今日は教室に行きたくなくて遅くなったのかもな。


「おはよう」

「あ、はよ、委員長」

「……大丈夫。朝から今まで、誰もあなたの裏の話はしてないから、バレてないよ」


……気付いてたんだ、梅亜を気にしながら学校に来ること。