俺の、この胸にずっと抱えていた思いを全て話した。
誰も俺の気持ちを理解する事が出来ないかもしれない。
理解できなくてもいい。
友達でいてくれ。
離れないでくれ。
俺を突き放さないでくれ……。
今まで通りでいてくれ。
それだけで十分だ……。
話終わり、沈黙が数秒走る。
その沈黙を打ち破ったのは、やはりQだった。
「そりゃ、すぐ隣に人気歌手だった人がいると聞いて意識しない方が少ないし、意識するなと言う方が難しいわ」
率直な意見にズシンときた。
重いものが背中にのしかかったように……。
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