耐えられるかどうか、結局答えの出ないままだったが、私は朔夜に話すことにした。 覚悟を決める準備は出来ていた。 私は朔夜にメールをした。 『話たいことがあるから、会いたい』 いつも以上に、緊張で手が震える。 送信の前に、短い文にも関わらず何度も見直す。 送信ボタンを押す指が、ひきつっていた。