連絡先を交換しあい、私たちは別れた。 私は屋敷へ戻ることにした。 少し一人で考えたい。 そう思ったから。 「学校さぼるなんて初めて」 そう言った私に、椿は「私も」と笑った。 それでも彼女は学校へ戻ると言って、帰っていった。 私も屋敷へ戻ろう。