月曜日の朝、 あいつと直樹君と、 いつものように、3人で登校した。 なんとなく、ギクシャクしているような気がして きまずい。 学校に入って、 あいつと別れる寸前、 直樹君は、私の肩に手をかけて言った。 「今日の昼休み、話がしたいんだ。 屋上で待ってるから。」 直樹君の後ろを、 あいつがすっと、通り過ぎた。 直樹君の声は、確かにあいつの耳にも届いていたはずなのに、 あいつは、何の反応もしなかった。 こちらを見ることもなく。 みじんの興味も示さず。 ただの通行人A・・・。