海に着いたのは、夕方を過ぎていて、暗くなり始めていた。 人影もまばらで、夏が去っていく寂しさを肌で感じる。 砂浜に腰を下ろすと、清が大の字で寝転んだ。 私も隣で寝転んだ。 清は私のほうに横向きに寝転がって、くすっと笑った。 私はじろりと清を睨むと、同じように横を向いて、寝転がる。 いつか来たときも、こんな風に向かい合ったな。