『私も歩けばイケメンにあたる♪』


私の頭を、子供をあやすようにゆっくり撫でる大きな手。

いつかも、こうやって、
私の涙を止めてくれた。

その掌に誘われるように、
私は、一言一言、
言葉をつむいだ。



「私、

私も、

清が

好き。」



滑らかに動いていた掌が、
ぴたりと止まった。


熱い瞳が私を捉えて、
そのまま、唇が重なった。