気づかれないように頑張っていたのに、 気づかれたとわかったとたん、 さっきまで忘れていた じんじんとした痛みを強く意識してしまう。 「お前、怪我してたのか?」 私の怪我を、 あいつは驚いた目でみつめている。 我慢していた涙が一筋、 私の頬を伝い落ちた。