お礼を言ったので、 用は済んでしまった。 部屋から出ようとすると、 あいつは、私の髪を一房すくって、 顔を寄せた。 「お前の髪ってさ、 いい匂いがするよな。 すっげ~、 手触りいいし、 顔はブスでも、 髪は、 美人で 俺好み。」