Drop Piece




「なに、自信なくなった?」

「…っ!自信あるよ!」


その強気がどこまで保つ…か。


簡単なゲーム。

落ちたら負け。

落としたら勝ち。

ただ。



「落ちたとしても落としたとしても、本気になったら反則負け」



それが注意点。

目の前の馬鹿は闘志をメラメラ燃やして俺を見る。


興味を持ったとか、ましてや好きになったとかじゃねぇからな。



暇つぶし程度にはなるだろ?



「東の鉄壁高崎光を舐めないでよねっ!」

「んだよ、東の鉄壁って」

「今考えた!!」



この俺がこんな馬鹿に落ちるわけねぇじゃん。



「お前こそShiNeのトップの百戦錬磨舐めんな」


髪を掻き分け、くすりと笑う。


「お前一人にShiNeが負けるかよ」


琉は知らねぇけど晴翔は絶対落ちてるし?


馬鹿と会ったときにほのかに香った利央の香水。

利央と会った後でもぴんぴんしてんだから、多分利央が負けたんだろうしな



「晴は簡単だろうけど利央はどうやったんだよ」


再び意味がわからないという顔をしている。


無自覚とか質悪ぃな