Drop Piece




松井さんに怒られるのは何より怖いので、インターフォンの前で待ち構えると本当に2、3分で松井さんは到着した。

セキュリティを解除し、松井さんをドアでお迎えすると、いきなり大きなギフトボックスを渡された。


「わ……!これ何ですか!?」

「開けてみて」


リボンをとき、中を開けて、またわたしは目をまん丸くさせる。

…今日はびっくりすることが、多いなあ…。


「これ、わたしがこの前撮影で着て可愛いって言ったワンピース……」

「そう、ちゃんとサイズもあなたに合うようにしてあるわ」

「な…なんで、どうしてですか?」


お仕事頑張っているご褒美かな、と首をかしげると松井さんがふんわりと微笑む。


「…さて、どうしてでしょうね?今日はこのワンピースを着て、壱流くんたちのライブいってらっしゃいな」

「え、なんでそれ知って…」

「マネージャーの勘よ」


ま…マネージャーの勘ってそんなに鋭いの…!?