プライベート用の携帯見ないで…?
どゆこと…?
「え、でも、今日offだし、午後空けとく理由とか壱流から連絡くるかもしれないし」
『いいのー!絶対に約束してー!』
ほっぺを膨らませてる利央の様子が想像できて、思わずくすりと笑みがこぼれる。
「わかった、そうするね。でもなんか利央の電話の前から携帯がずっと鳴ってたからそれだけ見……」
『だめーーーっ!!』
きょ…今日の利央どうしたんだろ…。
クエスチョンマークが頭に浮かぶ中、ソファに腰掛けると、ドアの外からカタンという音が聞こえる。
「あれ、なんだろ。今、ドアの外から…」
『……晴もたまには役に立つなあ』
ぼそりと聞こえたいつもより低めの利央の声にまた頭を傾げる。

