Drop Piece




「りゅっりゅっりゅ……!?」

パニックになるあたしを他所に、琉飛はふわりと笑ったままドアへと向かう。


「……ごめんね、みかん…そろそろ…時間なの……また、あとでね」

「いや!えっと!あ、はい!!」

「ふふっ……へんな、みかん」


いや、いきなり、あんな王子様みたいなことされたら、一般女子はこうなりますがな!!


琉飛が出てったあとも、心臓のバクバクは止まらなくて、顔は熱いし、ジタバタしたからかヘアメイクもぐちゃぐちゃ。



やっぱ、あたし、ひとりだけの活動でいいかも!!



あんなのあったら、心臓もたない!!