Drop Piece




スタッフも急に現れた女優に対し、ぼう然とするのみで、困惑していた。そこに、マネージャーの菊が息を切らせて走って来た。


「ひか…光ちゃん…っ、足早すぎだよ」

「菊、これ、どうゆうことだ。なんで、こいつがいるんだよ」

「壱流、これ見て」


光の手には、白い錠剤。


「これは、あたしが舞台やってた時、肩痛めた時、お世話になった即効性の痛み止め。ほんとは注射が一番効くんだけど、初めての人には危ないから、錠剤にした。ただし、これが、効きはじめるのが15分後から」


水と共に、押し付けられ飲まされる。


「ただし、これ、あとからの副作用がきついから、それは我慢して」



ステージでは、利央がソロを終わらせ、効くまでの間をもたせるためのトークが繰り広げられてた。